2008年 08月 03日
食堂かたつむり |
最近ずっと気になっていた本。「食堂かたつむり」
久しぶりに本を読んで泣いてしまいました。そして思い出しました。
いつか自分のお店をやるために小さなイタリアンカフェで働いていた頃のこと。
そこで教えてもらったこと。
野菜の旬は四季ではなく毎日変わるのだということ。だから毎朝市場へ足を運んで一番良い顔の野菜や魚をみてメニューは決めます。
店に着いたらなにより先にポットにお湯をわかします。これは開店前にこられたお客さんに珈琲だけでもおだしできるように。
ランチ用のパンは温度や湿度だけでなく自分のコンディションで「おかわり」が聞ける日と聞けない日が見事にわかれました。余裕があって「おいしくなって」の気持ちが自然とでてくる時、逆にあせったり、なんとなく気分がすぐれない時。同じ配合で同じ温度で同じ時間で同じ人が作るというのに!
全体をみて気を配り、厨房の流れを作り、なによりお客さんの様子を見てサービスを提供するホールという仕事。心地良く過ごしてくれているかな?この人はなにをほしがっているのかな?ホールが良いと店の流れがよくなります。ホールができていないと厨房には一歩もいれてもらえませんでした。それはまず腕の前にお客さんを「見る」ことの大切さを指していました。
そして厨房。お客さんにぴったりのタイミングで作るスピードと要領。おいしい腕。これはなかなか身につくものではなくて夜居残りで鍋をふっても、学校へ行っても…。
いつでもハプニングだらけの現場で、これに冷静に対応できる自信と腕はやっぱり時間がかかり、いつまでも勉強し続けるものだということも教えてもらいました。
この食堂かたつむりには私が教えてもらったことが全て(いえ、それ以上に)主人公リンコを通して描かれていて、ほのぼのお店やりたいな~いいな~というより、お店をやること食にかかわることについて、もう一度1から考えるきっかけに。
そして、やっぱりお店をやりたいなという気持ちにかえるのです。ただ作るだけでなくいつでもお客さんと関わっていたいなと思うのです。
久しぶりに本を読んで泣いてしまいました。そして思い出しました。
いつか自分のお店をやるために小さなイタリアンカフェで働いていた頃のこと。
そこで教えてもらったこと。
野菜の旬は四季ではなく毎日変わるのだということ。だから毎朝市場へ足を運んで一番良い顔の野菜や魚をみてメニューは決めます。
店に着いたらなにより先にポットにお湯をわかします。これは開店前にこられたお客さんに珈琲だけでもおだしできるように。
ランチ用のパンは温度や湿度だけでなく自分のコンディションで「おかわり」が聞ける日と聞けない日が見事にわかれました。余裕があって「おいしくなって」の気持ちが自然とでてくる時、逆にあせったり、なんとなく気分がすぐれない時。同じ配合で同じ温度で同じ時間で同じ人が作るというのに!
全体をみて気を配り、厨房の流れを作り、なによりお客さんの様子を見てサービスを提供するホールという仕事。心地良く過ごしてくれているかな?この人はなにをほしがっているのかな?ホールが良いと店の流れがよくなります。ホールができていないと厨房には一歩もいれてもらえませんでした。それはまず腕の前にお客さんを「見る」ことの大切さを指していました。
そして厨房。お客さんにぴったりのタイミングで作るスピードと要領。おいしい腕。これはなかなか身につくものではなくて夜居残りで鍋をふっても、学校へ行っても…。
いつでもハプニングだらけの現場で、これに冷静に対応できる自信と腕はやっぱり時間がかかり、いつまでも勉強し続けるものだということも教えてもらいました。
この食堂かたつむりには私が教えてもらったことが全て(いえ、それ以上に)主人公リンコを通して描かれていて、ほのぼのお店やりたいな~いいな~というより、お店をやること食にかかわることについて、もう一度1から考えるきっかけに。
そして、やっぱりお店をやりたいなという気持ちにかえるのです。ただ作るだけでなくいつでもお客さんと関わっていたいなと思うのです。
by n0803acho
| 2008-08-03 21:16
| うちの本棚